教員紹介

ACADEMICIAN

杉田 雅子 SUGITA Masako

  • 教養部
  • 教養部責任者・教授

研究分野

英文学

学位

修士(文学)

経歴

1997年津田塾大学大学院文学研究科修士課程修了
2002年同大学院博士課程修了
津田塾大学、青山学院大学、大東文化大学、千葉商科大学の非常勤講師を経て、2005年より現職。【修士(文学)】

研究内容

ヴィクトリア朝(1837~1901)のイギリス小説。特にGeorge Eliotの小説。 時代の様々な制約を受けていたヴィクトリア朝の女性たちの生き様や、人種ゆえに複雑な問題を抱えていたヴィクトリア朝のユダヤ人について小説を中心に研究しています。最近は医療、看護、介護制度が未発達未整備だったヴィクトリア朝において、病人、老人、看護する人、介護する人がどのように機能していたのかに興味を持っています。

研究実績詳細

(1)Victoria朝小説に関する研究 共訳、『コニングズビー』、Fortuna 26、2015年3月、欧 米言語文化学会誌
(2)医療英語に関する研究:共著、Caring for People. センゲージラーニング社、東京、 2014年1月
(3)George Eliotに関する研究:共訳、アナ・K・ナード著:『ミルトンと対話するジョージ・ エリオット』、英宝社、東京、平成23年3月

その他

  • 【主な学会活動】

    日本英文学会 http://www.elsj.org/
    日本ジョージ・エリオット協会 http://www.g-eliot.jp/
    日本ヴィクトリア朝文化研究学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/victoria/
    日本ハーディ協会 http://thomashardy.justhpbs.jp/

メッセージ

(担当科目) 「英語I」「英語II」「英語表現」「ステップアップ英語」「看護学のための英語基礎」「医療英語・外書講読」「国際医療協力英語」 気候温暖な場所で育ったので、寒いのが苦手。せいぜい埼玉が北限と思っていたのに、縁あって群馬にやって来ました。上州名物からっ風にも高原の気候にも慣れました! (趣味) その1.読書。仕事柄、英語の小説を読むことが多いのですが、時空を越えて共感できる作品を読んだときの感激は何ものにも代えがたいものです。やめろといわれてもこれは一生やめられません。 その2.ウォーキング。目標は東海道五十三次を歩きぬくこと。東京日本橋が出発点。現在は横浜鶴見まで行きました。旧東海道は交通量が多く、空気も悪いのですが、ウォーキング愛好者のために道標や、昔の東海道を紹介するプレートなどが道端に設置されていて、楽しめます。歩くと無心になれて、思いがけない発見ができます。これもやめられません。 教養科目はすぐには役に立たない非実用的な科目と思われがちですが、技術と心のバランスのとれた看護師、理学療法士になるためには欠かすことの出来ない科目です。器の大きな看護師、理学療法士を目指して、教養科目もしっかり学んでください。

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