医療技術学部
放射線学科

診療放射線技師国家試験受験資格

第1種放射線取扱主任者
第2種放射線取扱主任者

放射線学科まるわかり動画集

学科の特徴

FEATURE

群馬パース大学の
放射線学科ってどんな学科?

POINT1

段階的に学ぶ実習

早い段階から医療人としての自覚を身につけるため、2年次の「診療放射線学導入実習」で実際の医療現場を観察し、医療職の業務に触れる機会を設けます。また、臨床実習の前段階として3年次には1年かけて学内実習を実施することで、診療放射線技師に求められる知識・技術だけでなく、態度・接遇といった医療人として必要不可欠な思考や判断能力を養った上で、4年次の臨床実習へと臨みます。

POINT2

充実した実習エリア

4号館3階の実習エリアには、X線CT装置、X線TV装置、一般X線撮影装置、超音波診断装置、眼底カメラ、乳房用X線撮影装置など現場を想定した医療機器を整備。装置に関する原理や仕組みを理解するだけではなく、臨床現場での活用法や機器管理、医療安全も含め総合的に学びます。2025年には最新のMRI装置(ゼロヘリウム)を設置するなど、最新技術を学ぶ環境を整えています。

POINT3

臨床経験のある教員のもと、
医療現場に即した知識と技術を学ぶ

放射線学科の殆どの教員は、診療放射線技師の資格を持ち、医療現場での勤務経験があります。これらの臨床経験を踏まえて授業や実習を行うため、実務に即した知識と技術を学ぶことができます。また、学内の実習施設において、学生同士で技師役と患者役に分かれて演習を行い、患者さんとの接し方や実践的なコミュニケーション能力を修得します。

4年間の学び

Learning

教育研究上の目的・養成する人材像

様々な疾病で苦しむ人々に対して、尊厳と人間愛をもって、診療画像検査、放射線治療の過程をとおして、病気の発見・治療を目指す高度医療技術をもった人材養成を目指します。
また、放射線による障害や防護、安全管理をとおして、画像生成と解析に関する知識、放射線と物理、生物、化学との相互作用による医療技術に関する知識を深め、問題解決能力を有し、高度なデータ・サイエンスと連携した臨床応用技術を自ら実践できる臨床力を養うことを目的としています。

教育研究上の目的
・養成する人材像

様々な疾病で苦しむ人々に対して、尊厳と人間愛をもって、診療画像検査、放射線治療の過程をとおして、病気の発見・治療を目指す高度医療技術をもった人材養成を目指します。
また、放射線による障害や防護、安全管理をとおして、画像生成と解析に関する知識、放射線と物理、生物、化学との相互作用による医療技術に関する知識を深め、問題解決能力を有し、高度なデータ・サイエンスと連携した臨床応用技術を自ら実践できる臨床力を養うことを目的とします。

学びの流れ

学生メッセージ

実践力が身に付く環境

放射線学科

鈴木 杜和さん(2023年4月入学)

長野県諏訪二葉高等学校 出身

群馬パース大学に進学したのは、臨床経験が豊富な先生が多く、少人数教育であることから、国家試験対策だけでなく臨床で必要となるコミュニケーションスキルも学べる点に惹かれたからです。授業では、担任制度に加え、修学アドバイザーとして学生数人に対して一人の先生がサポートしてくださるため、先生との距離が近く、的確な助言を得ることができます。将来は医療現場で働きながら学び続け、幅広い分野で活躍できる診療放射線技師になりたいと考えています。

1週間のスケジュール(2年次前期)

月曜 火曜 水曜 木曜 金曜
1限 放射線治療技術学Ⅱ 核医学検査技術学Ⅱ
2限 放射線計測学Ⅰ 診療画像解析学Ⅲ 放射線関係法規
3限 医療放射線機器学Ⅲ 医療統計学
4限 医療画像情報学Ⅱ 画像診断学Ⅰ 医療英語リーディング 放射線物理学Ⅱ
5限 診療放射線技師の義務と役割
※赤・・・必修科目、黒・・・選択科目

学生メッセージ

先生との距離が近く、実践的な学びが深まる環境

放射線学科

大河原 寛人さん(2022年4月入学)

群馬県立高崎商業高等学校 出身

群馬パース大学の魅力は、学生一人ひとりに寄り添ってくださる先生方の存在です。分からないことがあれば、笑顔で対応してくださり、その場で疑問を解消できるため安心して学修をすることができます。相談や要望も気軽に話せる雰囲気があり、先生と学生の距離が近いのも特徴です。学内には医療機器が充実しており、学内実習では機器の使い方や患者さんへの接遇を学生同士で実践的に学べます。また、全国各地から集まった仲間との交流を通じて、さまざまな価値観に触れ、学びを深めることができます。

1週間のスケジュール(3年次後期)

月曜 火曜 水曜 木曜 金曜
1限 放射線防護学 診療画像解析学実習Ⅲ
放射線治療技術学実習
放射線感染制御学 診療画像解析学実習Ⅲ
放射線治療技術学実習
診療放射線技術と研究
診療放射線学研究Ⅰ
2限
3限 診療画像解析学実習Ⅲ
核医学検査技術学実習
放射線治療技術学実習
診療画像解析学特論 診療画像解析学実習Ⅲ
核医学検査技術学実習
放射線治療技術学実習
診療放射線学直前実習
4限
5限 粒子線治療技術学
※赤・・・必修科目、黒・・・選択科目
  • 1年次

    医療専門職を意識する

    社会人としての幅広い教養を身に付け、医療専門職としての知識・態度を身に付けます。

    Pickup

    大学の学びー専門への誘いー
    診療放射線技師の専門性や働き方に関する講義を基にグループディスカッションを行い、専門職者として必要な専門科目に加え、多様な科目を大学で学ぶことの意義を理解します。また、グループ活動を通してコミュニケーション力を育みます。
  • 2年次

    診療放射線技師の基盤をつくる

    放射線学の基礎知識を学び、診療放射線技師として必要な知識・技術・態度の基盤をつくります。

    Pickup

    医療電気・電子工学実験
    放射線機器の動作原理・制御理論として学習した電気・電子工学について、基礎的な実験を通して、理解を深めます。データ収集法と解析法の適切な選択、実験器具の取り扱い方法を学ぶとともに、協働する際の個人の役割について理解を深めます。

    Pickup

    群馬パース病院見学研修
    診療放射線技師は放射線の専門家ですが、多くの専門職者と協働する医療人です。群馬パース病院の見学研修では、病院の組織や多くの職種の役割を理解し、診療放射線技師が健康支援職であることを再確認し、学びの動機づけを強化します。

    Pickup

    画像診断学Ⅰ
    診断や治療に必要な画像解剖と疾病の知識を身に付けます。人体の内部構造がどのように画像で抽出されるのか学び、放射線画像に描出される正常な構造と異常な画像を比べて理解を深めます。また、読影において求められる、疾患の病態、原因、特徴について理解します。
  • 3年次

    実践的な知識と技術を学ぶ

    実験や演習を通して、実践的な思考と高度な技術を修得し、診療放射線技師としての責任と安全管理に対する能力を身に付けます。

    Pickup

    診療画像解析学実習
    学内の撮影装置を使ったファントム(模型)の撮影や、学生同士が模擬患者となって検査の説明をするなど、診療画像検査の進め方を学びます。また、検査目的に合致した最適な画像情報を提供するための画像処理、画像解析の技術とともに読影の基礎を学びます。

    Pickup

    放射線治療技術学実習
    放射線治療は、目的部位に目的とする放射線量を照射しつつ、正常組織への照射は可能な限り避ける必要があります。いろいろな照射計画(照射方向・線量比率)による吸収線量分布を作成することを通して、高精度放射線治療に対する理解を深めます。

    Pickup

    核医学検査技術学実習
    核医学は放射性同位元素(RI)を用いて検査や治療を行います。RIを取り扱うことによる患者さんや一般市民の皆さんならびに自分自身の安全を確保する知識・技術を実践的に学びます。また、同様に検査画像の処理や解析を実際に行い、核医学検査や治療の有用性に関する理解を深めます。
  • 4年次

    4年間のまとめ

    臨床実習を通して、知識・技術・態度を学び、専門分野の発展へとつながる力を修得します。

    臨床実習

    診療放射線学総合臨床実習(2週間)、診療画像解析学臨床実習Ⅰ・Ⅱ(各2週間)、核医学検査技術学臨床実習(2週間)、放射線治療技術学臨床実習(2週間)

実習室

Facility

パース大学検査技術学科 実習室の案内図
パース大学検査技術学科 実習室の案内図
パース大学看護学科 3Dバーチャル見学
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診療放射線技師に必要な医療専門職としてのスキル(知識・技術・態度)、職業人として必要な基本的概念を学ぶ科目

診療放射線学概論

診療放射線技師の業務として臨床実践で多用される診療画像検査を理解するための科目

診療画像検査学概論
診療放射線学導入実習

臨床実習系科目を学習する前段階で必要な知識・技術を演習形式で学ぶ科目

診療放射線学実習直前実習
診療放射線学総合臨床実習
×

診療放射線などを用いて、人体内部の情報を可視化し、疾病の発見を行う診療画像検査に必要な知識と技術を学ぶ科目

診療画像解析学Ⅰ、診療画像解析学Ⅱ、診療画像解析学Ⅲ

読影の補助としての画像診断の基礎を学ぶため、実践的な教育方法として演習・実習形式で学ぶ科目

診療画像解析学演習、診療画像解析学実習Ⅰ、診療画像解析学実習Ⅱ、診療画像解析学実習Ⅲ

最先端で活躍する現役の診療放射線技師を講師として迎え、最新の画像検査について理解する科目

診療画像解析学特論

「診療画像解析学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」に対応する画像撮像機器の構成と原理、運用管理を学ぶ科目

医療放射線機器学Ⅰ、医療放射線機器学Ⅱ、医療放射線機器学Ⅲ

人体の組織や臓器構造と画像の関係や医療画像を理解するために必要な解剖知識及び読影の補助を行うために必要な基礎的知識を臨床画像と対比させて人体の解剖学的構造を学ぶ科目

診療画像解剖学Ⅰ、診療画像解剖学Ⅱ
診療画像解析学臨床実習Ⅰ、診療画像解析学臨床実習Ⅱ
×

人体に放射性医薬品を投与して、人体の病態・生理機能の情報を得て画像を生成し、放射性医薬品の体内移動、及び特徴、種類について学ぶための科目

核医学検査技術学Ⅰ、核医学検査技術学Ⅱ

核医学検査に使用される装置の構造と原理、品質・安全管理を学ぶ科目

核医学機器工学
放射線防護学

核医学領域の講義で学んだ知識の理解を深め、実践的能力を習得するための科目

核医学検査技術学演習、核医学検査技術学実習
核医学検査技術学臨床実習
×

高エネルギー放射線発生装置等により発生した放射線を人体に照射して、人体内の腫瘍等に対する治療を行う技術の基礎的な知識と技術を学ぶ科目

放射線治療技術学Ⅰ

先端放射線治療技術を含め、放射線治療を行う上での技術について学ぶ科目

放射線治療技術学IⅡ

放射線治療に用いられる関連機器に関する原理と構造、及び品質・安全管理についての知識と技術について学ぶ科目

放射線治療機器工学、放射線治療技術学演習、放射線治療技術学実習
粒子線治療技術学

対象となる腫瘍や正常組織に対する影響を理解するための科目

放射線腫瘍学
放射線治療技術学臨床実習
×

放射線を用いて作成されたX 線画像の成り立ちを学ぶ科目

医療画像情報学Ⅰ

デジタル画像に対する、画像解析、画像評価、画質評価、画像処理、情報処理技術について学ぶ科目

医療画像情報学Ⅱ
医療画像工学

画像情報の伝送、運用管理、医療情報としての標準化・標準規格(HL7、IHE、DICOM など)、病院情報システム(HIS)、放射線情報システム(RIS)、画像情報管理システム(PACS)とそれらによる情報連携などを学ぶ科目

放射線情報システム学

医療画像情報学における諸問題を演習形式で学習し、問題解決能力を高める科目

医療画像情報学演習
×

医療現場で必要とされる放射線安全管理の基礎知識、及び適切な管理法について学ぶ科目

放射線安全管理学

放射線学の現状と課題に関する認識を深め、医療専門職として身に付けておくべき基本的な医療マネジメント技法を習得するための科目

診療放射線技師の義務と役割

放射線の安全管理の根拠となる関係法令を理解し適切な運用・管理ができるような知識・技術を獲得するための科目

放射線関係法規

放射線感染制御学

近年複雑化かつ多様化する医療機関への理解とチーム医療を理解するための科目

医療安全管理学
×

最新の放射線学の成果や診療放射線技師の業務、臨床実践を交えた発展科目

放射線科学特別講義

診療放射線学に関わる諸問題を演習形式で解説し、総合的な問題解決能力を涵養する科目

診療放射線学総合演習

科学的根拠に基づいた放射線学を裏付けるための、学術研究の仕組みと方法論を学ぶ科目

診療放射線技術と研究

実際の研究活動、先行研究の探索、問題提示、テーマ設定、仮説の設定、評価方法の検討、実験・実証、検討、研究成果のまとめ、発表、論文化等のそれぞれの段階を演習・実習形式で学ぶ科目

診療放射線学研究Ⅰ、診療放射線学研究Ⅱ
×

講義、演習及び学内実習で身に付けた放射線画像解析技術・放射線治療に関する知識との統合を図ることを目的として医療施設等において指導者のもと実際の患者に接しながら実践的診療放射線技術を身に付けるための臨床実習科目診療画像解析学で必要とされる知識及び技術、患者接遇を統合し、診療画像領域における診療放射線技師の役割を理解する臨床実習科目

診療画像解析学臨床実習Ⅰ、診療画像解析学臨床実習Ⅱ

核医学検査技術学で必要とされる知識及び技術、患者接遇を統合し、核医学検査領域における診療放射線技師の役割を理解する臨床実習科目

核医学検査技術学臨床実習

放射線治療技術学で必要とされる知識及び技術、患者接遇を統合し、放射線治療技術学領域における診療放射線技師の役割を理解する臨床実習科目

放射線治療技術学臨床実習

放射線学及び臨床実習の総まとめとして診療放射線技師に必要な臨床実践能力を学び、解析学で必要とされる知識及び技術、患者接遇を統合し、診療画像領域における診療放射線技師の役割を理解する臨床実習科目

診療放射線学総合臨床実習
×

人体の構造と機能及び疾病の成り立ちを系統立てて理解するための科目

解剖学I、解剖学II、生理学I、生理学II、病理学、薬理学、生化学、公衆衛生学
×

人体の構造と機能及び疾病の成り立ちにおいて、対象である人間を主軸として、健康や疾病、傷害に関する知識を養うための科目

内科学

診療放射線技師が患者に対して患者待遇、医療コミュニケーションを実践するための知識と技術を養うための科目

看護技術論

医療専門職が直面する患者に焦点を当てて、その心理学的援助の基本的概念と方法について学ぶ科目

臨床心理学

人体の内部構造がどのように抽出されるのか画像診断学の立場から、画像解剖学で学んだ基礎的知識と対比させ、読影の補助として理解する科目

画像診断学I、画像診断学II
×

放射線学に必要とされる理工学的知識を扱う科目

医療基礎生物学、医療基礎数学、医療基礎化学、医療基礎物理学

放射線学で用いられる放射線機器や構成する様々な関連機器の原理や構造を理解するために必要となる知識を習得するための科目

医療電気・電子工学I、医療電気・電子工学II、医療電気・電子工学演習、医療電気・電子工学実験

放射線学を科学的根拠に基づく医療に適応し、診療放射線学研究を行う上で必要な、統計的処理、実験データ処理・検証を行うための科目

医療統計学
×

放射線学の医療分野への臨床応用の基礎となる科目

放射線医療学概論

臨床実践において必要な救命技術や緊急時の対応等を学ぶ科目

放射線救急医学

診療放射線学研究に必要な基礎的知識を学ぶ科目

放射線文献講読I、放射線文献講読II

放射線物理学の基本事項から原子物理学、放射線学に必要な放射線と物質の相互作用を中心に学習するための科目

放射線物理学I、放射線物理学II、放射線物理学演習

分離法、製造法、核反応を学び放射性核種の化学的性質を理解するための科目

放射化学、放射化学演習

放射線の人体に対する影響を学ぶための科目

放射線生物学、放射線生物学演習

放射線の医学利用及び放射線防護における放射線計測の知識を得るための科目

放射線計測学I、放射線計測学II、放射線計測学演習、放射線計測学実験
×

大学教育に必要なスキルの学習を通して、大学生としての学習・生活を確立すると同時に、専門分野に必要な能力を形成し、専門に対する興味・関心を深める科目

大学の学び入門、大学の学び-専門への誘い-

チーム医療の担い手としての力を培うための科目

多職種理解と連携
×

【心身の発達】発達・行動・心理の各側面から、人間、身体、健康に関する理解を深める科目

心理学、教育学、教育心理学、健康スポーツ理論、健康スポーツ実技

【思想及び表現】人間が創造した様々な考え方や表現を学び、人間に対する理解を深める科目

生命倫理、哲学、現代文学、人間と宗教、芸術

【人間と生活及び社会のしくみ】人間が生きるための土台である生活と人間を取りまく社会に対する見識を広げ、社会への関心、理解を深める科目

法学(日本国憲法含む)、社会学、生活文化と医療、経済学、地域ボランティア活動論

【自然の原理及び環境】自然科学や自然環境、人間が創り出した環境についての知識、理解、関心を深める科目

環境学、基礎生物学、生物学、基礎数学、数学、基礎化学、化学、基礎物理学、物理学
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【英語】英語を通して、コミュニケーション力を培い、文化的視野を広げ、他者理解を深める科目

英語リーディング、医療英語リーディング、英語会話、医療英語会話、英語アカデミックリーディング・ライティング

【初修外国語】英語以外の外国語を通して、コミュニケーション力を培い、文化的視野を広げ、他者理解を深める科目

中国語、コリア語、ドイツ語、ポルトガル語

【情報】情報に関する処理方法とモラル、マナーを学ぶことを通して、情報に対する正しい対処法を理解し、深める科目

情報処理、情報リテラシー、データサイエンス入門
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